911 アメリカ同時多発テロに陰謀はあったか

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LOOSE CHANGE 消えた93便

93便が墜落したとされるシャンクスビルの実態

<ホワイト市長は、航空機がホプキンス空港の安全な場所に避難したと述べた。ユナイテッドは、同機を93便と確認した。――WCPO-TV シンシナティ 2001年9月11日11時 43分57秒>

午前10時6分、ペンシルベニア州シャンクスビル。93便は、ニュージャージーからカリフォルニアまで、45人の乗客を乗せて飛行。8時56分、オハイオ州クリーブランド上空でコースを外れた。公式発表では、ホワイトハウスに向かう途中、乗客が飛行機を奪い返し、シャンクスビルに墜落したということになっている。9.11に起きた出来事の中で、最大の混乱をもたらしているのは、この93便だ。撃ち落とされた?…いやそんなことはない。しかし93便は、シャンクスビル付近にはいなかったんじゃないかという証拠がある。

<「フォックスなどに作品を提供している写真家のクリス・カニキに繋ぎます。彼は2分ほど前まで現場にいました。クリス…画像では地面に空いた穴以外何もないようでしたが…。」「ええその通りです。見えたのは地面にある大きな穴と、折れた木だけでした。数人が作業で歩き回っていて、それぐらいでしたね。」「何かの大きな破片とかは?」「飛行機が墜落したと解るものは何にもなかったんです。」「煙や火災は?」「全然ありません。ほんとに静かで何も起きていないし…煙も火もない。2~3人が歩いているだけ。運輸安全委員らしき人たちが歩き回って破片を見ていました。」「穴はどれくらいの大きさでしたか?」「そうですね、私の見当では、長さが4.5メートルから6メートルくらい。幅は3メートルくらいでしょう。」「地面には何が見えましたか?土や灰などのほかに…」「何も見えませんでした。土、灰、歩いている人、折れた木だけです。」>

サマセット郡の検死官ウォリー・ミラーは、ヒューストン・クロニクル紙に、誰かが大量の金属を空から落としたようだったと語った。ワシントンポスト紙には、屑屋のトラックを持ってきて、穴を掘ってゴミを捨てたようだった、乗客に関しては、20分で検死官のお役目ご免でした、だって死体がひとつもなかったんですと語っている。そしてピッツバーグレビュー紙では、これまでただの一滴の血液すら見ていないと語っている。

<「誰かが大量の金属を空から落としたようだった。」 「クズ屋のトラックを持ってきて、3メートルの穴を掘ってゴミを捨てたように見えた。」 「20分で検死官のお役目ご免でした。だって死体がひとつもなかったんです。」 「これまで、ただの一滴の血液すら見ていない。」――サマーセット郡検死官 ウォリー・ミラー>

衝突と共に飛行機と乗客が丸ごと消えるという歴史上2度目の出来事が、一日のうちに起こったことになる。

<アナウンサー「現場の赤十字スタッフの報告では、ナイジェリア機の墜落現場には、生存者を示すものはないとのことです。最初の映像には、ボーイング737型機がバラバラになった、大きなクレーターが映っています。同機は激しい嵐の中ラゴス空港を飛び立ち、まもなく墜落しました。」>

<ナイジェリアで起きた墜落事故との比較(左)ナイジェリア(右)シャンクスビル>

デルタ1989便とユナイテッド93便

93便がシャンクスビルに墜ちなかったとしたら、どこに行ったのか。じゃあいくよ。クリーブランド。9月11日午前11時43分、オハイオ州シンシナティの地元テレビ局は、2機の飛行機に爆弾が仕掛けられた恐れがあるとして、クリーブランド・ホプキンス空港に着陸したと伝えた。ユナイテッド航空は一機を93便だと確認した。頭がこんがらがった?じきに治るよ。いいかい?午前10時ごろ、ハイジャックされた飛行機が着陸するという噂の中で、クリーブランド・ホプキンス空港は空っぽにさせられた。乗客は避難させられたが、運転はできなかった。歩くかヒッチハイクするしかなかったんだ。バスも入れなかった。みんなは徒歩で家に帰された。

<「みんなは駐車場から自分の車を出すことすら許されなかったため、何マイルも歩かされることになった。高速道路の空港への出口はみんな封鎖され、バスの運転手すら高速から降りようとしたら撃たれるぞと言われた。」――911デジタル・アーカイブ Eメール503番 匿名>

AP通信とオハイオの地元新聞によると、1機は10時45分ごろに着陸した。しかしデルタ航空によると、デルタの1989便が着陸したのは10時10分。ならば93便が10時45分ごろに着陸したことになる。デルタ1989便内の捜索は2時間以上も続けられ、乗客は一人ひとり尋問を受けた。

<「私たちの乗った飛行機は、隔絶された区域に行き、FBI捜査官や爆弾探知犬が機内から出てくるまで、私たちは2時間以上検疫所で待たされました。」http://256.com/gray/thoughts/2001/20010912/匿名>

プレーンディーラー紙によると、乗客が同機から避難したのは12時半。しかしアクロン・ビーコン紙では11時15分。93便はどっちだろう。ホワイト機長は、乗客は200人だという。しかしデルタ1989便のある乗客は、全部で60人くらいだったと言っている。ということは、11時15分に200人くらいの乗客が、93便から降ろされた。デルタ1989便のある乗客は、連邦航空局の本部に連れて行かれたというが、ほかの乗客たちは、すでに職員が避難していた、空港のはずれにあるNASAグレンリサーチセンターに連れて行かれたという。話をまとめよう。

デルタ1989便は、10時10分に着陸。12時半全員避難。2時間半近く経って、60人の乗客は、連邦航空局の本部へ。93便は、10時45分に着陸。30分以内に200人ほどの乗客が、空のNASAリサーチセンターに素早く避難した。どうして60人の避難に140分もかかって、200人は30分で済んだのか。デルタ1989便に乗っていた乗客は、きっとどこかで無事だろう。でも疑問は残る。93便に乗っていた約200人の乗客はどうなったのか。この日ハイジャックされた4機の乗客を全部合わせると、なんと198人。243人だと言う人もいるけど。93便に起きた本当のことは、永遠に謎かも。でも、何が起こらなかったのかは知ってる。

オサマ・ビン・ラディンの声明

<「米国政府は、たえず私をあらゆる攻撃の犯人だと責め立ててきた。誰かが個人的な理由で計画したと思われる、これらの攻撃を、私が企んだのではないことを、世界に信じてもらいたい。私はイスラムの国アフガニスタンに住み、そのリーダーたちのルールに従っている。彼らは、そのようなことを私に許してはいない。」――オサマ・ビン・ラディン,from a statement issued to Al Jazeera within days of the 9-11 attacks>

疑惑のボイス・レコーダー

このような証拠を示すと、数ある疑問の中から何か一つは質問されるだろう。まずは、もし別の飛行機が使われたとしたら、本物はどうなった?残念だけど、本当はどうなったのか決してわからないかもしれない。でも飛行機に使われていたブラックボックスを調べることが出来たら、それらがもともとのフライトじゃなかったってことを証明できるだろう。民間飛行機は、ブラックボックスを二つ積んでいる。それぞれに、コックピット・ボイス・レコーダーと、フライト・データ・レコーダーが入っている。コックピット・ボイス・レコーダーは、エンジン音や失速警報など、情報として役立ちそうな音声を含めて、操縦室内の音を録音する。管制塔との交信や、気象報告、パイロットと乗組員の会話も録音される。フライト・データ・レコーダーは、時間、高度、速度や進路など、少なくとも28のさまざまな情報を記録する。自動操縦から煙探知警報まで、機内の特徴的な情報を300以上も記録するものもある。本体は耐久性が最も高い金属で作られていて、各情報は、日付や時間と共に記録され、連続したロールに巻かれていく。ロールに損傷が加えられても、中のデータは無事だ。9.11の調査委員会は、アメリカン航空11便と、ユナイテッド航空175便のブラックボックスは見つかっていないと述べている。しかしFBIは、サタン・アル・スカミのポケットから飛び出し、爆発をくぐり抜けて、マンハッタンの地面に落ちた彼のパスポートを見つけたと主張している。

<ABCニュースの情報筋は、瓦礫の中からパスポートが見つかったサタン・スカミを犯人だと特定した。>

つまり、この世で最も壊れにくい物質で作られた4つのブラックボックスは破壊され、紙という壊れやすい物質でできたパスポートは、どうにか残っていたということだ。このシナリオを書いたのは誰だろう。

国家運輸安全委員会の広報担当、テッド・ロパトキーウィッツは、CBSニュースに、レコーダーが回収されないというのは極めてまれ。国内でレコーダーが見つからなかったケースは記憶にないと語った。

<「レコーダーが見つからなかったケースは、国内でほかに全く思い出せません。」――国家運輸安全委員会のスポークスマン>

結局テッドが正しかった。回収作業を手伝っていた消防士、ニコラス・デマーシは、「グラウンド・ゼロの舞台裏で」という本の中でこう言っている。“飛行機のブラックボックスを探すために、連邦捜査官を現場に案内した。全部で4つあった。私たちは3つ見つけた。” 結局、誰を信じるのかってことになるね。

<「全部で4つあったはず。私たちは3つ見つけたのだ。」――『グラウンド・ゼロの舞台裏で』より>

FBI長官ロバート・ミューラーによると、77便のデータレコーダーから、高度や速度の情報は得られたが、ボイスレコーダーに役立つ情報は入っていなかったそうだ。

<ボイス・レコーダーには役立つ情報は入っていなかったと語った。その内容に関しては答えを避けた。>

ドナルド・ラムズフェルドは、ボイスレコーダーの内容は回収不能だったと言った。

ボイス・レコーダーが唯一回収された93便。2002年4月、遺族たちにそのテープは公開されたが、他言しないという同意書への署名が条件であり、メモも許可されなかった。それにどういうわけか、最後の3分間は不明だとされた。この矛盾について、FBIからの説明はない。

9.11調査委員会が、11便と175便のレコーダーはなかったというのはなぜか。ロバート・ミューラーが77便には役立つ情報はなかったというのはなぜか。93便のボイス・レコーダーの最後の3分には何が入っていたのか。答えてもらわなければいけない重要な疑問だ。

93便と175便の亡霊

2003年4月10日。シカゴのオヘア空港で、93便を見かけたという興味深い記述がある。ユナイテッド航空社員、デイビッド・フリードマンによるものだ。ユナイテッド航空757型機の1111便の尾翼の番号に、「N5 9 1 UA」とあった。

連邦航空局によれば、「N5 9 1 UA」と、「N6 1 2 UA」、つまり93便と175便は、いまだに有効な航空機とされている。しかし11便と77便は破壊されたことになっている。この2機が、9月11日に飛ぶ予定じゃなかったってことはさておいて。

高度9,600メートルからの携帯電話

次に、携帯電話での会話はどうだろう。まず会話の内容自体非常に奇妙だ。会話のほとんどは二言三言で終わっており、かけ直しているケースもある。客室乗務員のベティ・オングは、11便から電話をかけたとされている。9.11調査委員会によると、会話は23分間続いたが、4分半しか録音されていない。

<「あなたの名前は?」「私はベティ・オング。11便のナンバー3。」「OK。」「操縦室が電話に答えません。それと、ビジネスクラスで誰かが刺されました。ビジネスクラスでは息ができません。誰かが催涙弾か何かを持ち込んだようです。ナンバー1も刺されました。パーサーも刺されました。ほかに誰が刺されたのか分かりません。ビジネスクラスには、息ができないので行けません。ナンバー1がたった今、刺されました。それにナンバー5。ファーストクラスの乗客。調理室にいる乗務員、パーサーも刺されました。ドアが開かないので、操縦室に入れません。」>

3人が殺害されたのを目撃した人が、こんなに冷静でいられるだろうか。また後ろで叫び声が聞こえていないのはなぜだろう。

客室乗務員のマデリーン・スウィーニーは、地上勤務マネージャーのマイケル・ウッドワードと25分間話し、ハイジャック犯は4人で、9、10列目にいたと彼女は言っているが、FBIは5人、連邦航空局は全員8列目にいたと発表している。終わりのほうで彼女は、「ビルが見える、海が見える、神様!」と叫んでいる。マデリーンは12年間、ボストン勤務の客室乗務員だったのだから、マンハッタンを認識できたはずだ。

<「ビルが見える、海が見える、神様!」>

マーク・ビンガムと名乗る男性は、母親への電話で、「お母さん、マーク・ビンガムです。」と言っている。母親に電話して、自分の名字まで言うだろうか。“愛してるよ。今ニューアークからサンフランシスコに向かう便からだけど、乗客3人が飛行機を乗っ取ったんだ。爆弾を持っていると言っている。いま機内電話からだ。” そして、“お母さん、信じてくれるだろう?” と続く。“マーク、もちろん信じるわ。その人たち誰なの?” そこで英語のような低い声の男性がさえぎる。その後30秒間、そのこもったような声が続き、再び、“機内電話からかけているんだ。” と繰り返す。“その人たち誰なの?” ともう一度母親が聞く。しばらく間を置いた後また、“お母さん信じてくれるだろう?” との言葉。その後しばらくして電話は切れてしまう。

<「息子は『お母さん、マーク・ビンガムです。』と言いました。『愛してるよ。今ニューアークからサンフランシスコに向かう便からだけど、乗客3人が飛行機を乗っ取ったんだ。爆弾を持っていると言っている。いま機内電話からだ。お母さん、信じてくれるだろう?』私は『ええマーク。もちろん信じるわ。その人たち誰なの?』と訊くと、そこで英語のような言葉の低い声の男性にさえぎられました。その後30秒間そのこもった声が続きました。私はマークが早く電話に出てほしいと思っていました。息子が電話に戻ってきて『機内電話でかけているんだよ』とまた言いました。『お母さん、信じてくれるだろう?』>

こうした会話は、これまで、ベティ・オングさんのものを除いては、一般公開されていない。しかし実は、そんなことはどうでもいいことだ。なぜかというと、こうした会話は、実際にはなかったのだから。

フィジックス・911・ドットネットの、ヒー・リューレミーが、アキレスプロジェクトと名付けられた実験をした。これはセスナ機を使って、2,400メートル上空から、携帯電話がかけられるかどうかを調べるものだ。高度1,200メートルでの通話成功率は40%、2,400メートルでは10%。民間旅客機の巡航高度の9,600メートルでは0.6%だった。つまり、100回に1回も成功しないという結果が出た。信じられない?アメリカン航空でさえ、そのことを認めている。

2004年7月15日、アメリカン航空の乗客は、機体に設置された受信ステーションにより、携帯電話を、地上にいるときと同じように使うことができるようになった。<“うまく機能しました。オフィスにも、妻にも、パリの友人にも電話をしました。お互いの声もはっきりよく聞こえました。”――アメリカン航空・情報課長 モンテ・フォード>

2001年9月11日に携帯が問題なくかけられたのに、なぜアメリカン航空は、2004年にこの機能に多額の投資をしたんだろう。あの携帯の会話は偽物。疑いの余地はない。

ではどうやったら人の声を真似ることができるか。1999年、ニューメキシコ州ロスアラモス研究所が、音声合成技術を明らかにした。その例として、スタイナー将軍の声で、「諸君に集まってもらったのは、これからアメリカ政府を転覆させることを伝えるためだ」と言い、コリン・パウエルの声で、「誘拐犯に丁寧に扱われている」と言わせた。10分間声を録音するだけで、その声をほとんどリアルタイムで作成できるそうだ。スタイナーは余程感心したのか、コピーがほしいと言った。

生存が報道されている乗っ取り犯たち

では、乗っ取り犯はどうなんだろう。2001年9月14日、司法省は、19人のハイジャック犯の名前を公表した。しかし9月23日、BBCは、ワリード・アル・シェフリが、モロッコのカサブランカで元気にしていることを伝えた。

<ワリード・アル・シェフリ――アメリカ、デイトンビーチの飛行訓練校に在籍。2000年9月にアメリカを離れ、サウジアラビア航空のパイロットになる。>

アブデュラジズ・アロマリは、サウジテレコムの技師をやっていることもわかった。デンバーで勉強しているとき、パスポートをなくしたそうだ。

<アブデュラジズ・アロマリ――「FBIが自分をハイジャック犯リストに入れたなんて信じられなかった。確かに名前と誕生日は合ってるが、私は自爆テロリストではないし、今ここで生きている。私は飛行機の飛ばし方を知らないし、飛行機ですべきことなど、私にはない。」>

同じ記事の中で、FBIのミュラー長官は、犯人の名前が間違っていることを示唆している。

では何人の乗っ取り犯が生きているか。少なくとも9人だ。ワイル・M・アル・シェフリは、元気に生きている。

<ワイル・M・アル・シェフリ――パイロット。父はポンペイにいる外交官。「今日、父と息子と話をしたよ。」〔サウジアラビア大使館,ロサンゼルスタイムズ 2001年9月21日〕>

モハンド・アル・シェフリも、サウジアラビアにいる。

<モハンド・アル・シェフリ――サウジアラビア大使館は彼の生存と、911とは関係ないことを確認。〔アメリカン・フリー・プレス 2001年10月12日〕>

カリド・アルミドハルは、メッカでコンピューター・プログラマーをしている。

<カリド・アルミドハル――友人が彼の写真テレビを見て電話をしてきたとき、彼は家でテレビを見ていた。〔シカゴ・トリビューン紙 2001年10月10日〕>

サレル・アル・ハズミは、サウジアラビアの薬品工場に勤務している。

<サレム・アル・ハズミ――生きている、そして77便で死んではいない。彼は3年前、カイロでパスポートをスリに盗まれた。〔ザ・ガーディアン紙 2001年9月21日〕>

サイード・サルガムディは、チュニスでパイロットの訓練中。

<サイード・サルガムディ――「FBIは証拠を持っていません。何もしていないのに死んだテロリストだと言われて、どんな気持ちか想像できますか。」〔ザ・テレグラフ 2001年9月23日〕>

アフメド・アルナミは、サウジ航空の地上勤務マネージャー。

<アフメド・アルナミ――「生きていますよ。ペンシルベニアなんて、聞いたこともありません。」彼はパスポートを紛失していないのに、彼の身元だけが盗まれたことを非常に心配している。〔ザ・テレグラフ 2001年9月23日〕>

ワリードと、アブデュラジズは、すでに言った通り。また、モハメド・アタの父親は、9月12日に息子から電話があったと主張している。

<モハメド・アタ――アタは2001年9月12日以来、息子から連絡が来ていないと語った。1993年に別離してから、モハメドの父はアタに電話していなかった。「彼は電話をよこす。私たちは彼の電話番号すら知らない。(原文:He calls us. We don't even have his number.)」〔カイロ・タイムズ Volume 5, Issue 29〕>

加えて9月20日と27日に、ミュラー長官は、乗っ取り犯の身元に関する法的証拠はないとCNNで言っている。実際、77便の検死のリストには、乗っ取り犯の名前はなく、記述もない。つまり、乗っ取り犯がアルカイダのメンバーという証拠はなく、その便に乗っていたかどうかさえ分からないということだ。では、アメリカがアフガニスタンを爆撃した根拠はどこにあるのだろう。ああ、そうそう。オサマ・ビン・ラーディンの告白テープ。

ビンラディンの告白テープ

2001年12月14日。政府は、ビンラディンの9.11事件告白テープを、アフガニスタンのジャララバードで見つけたと主張。ただ、いくつものおかしい点に気付くはずだ。まず、テープの質の悪さ。そして、その中の男はまったくビンラディンには見えない。

FBIのウェブサイトによると、オサマは左利きのはずだ。でもビデオの中では右手を使っている。それに、イスラム教では禁止されている金の指輪もしている。指輪については、FBIの資料に何も記述がない。このビデオとほかの4つのビンラディンの写真を比べてみよう。

違うことは一目瞭然。アルカイダが9.11の背後にいることを、政府が完全に証明するまでは、アメリカ国民は、疑いを持つべきだ。

政府はなぜそんなことをしたのか

<「政府が合法的に間違った情報を発表する可能性は無限にあるだろう。政府からの不完全な、あるいは間違った情報が、時として「特定利権の保護のために必要」とみなされるのは、残念ながら現実だ。」――9.11で妻バーバラを亡くしたセオドア・オルソン法務次官>

そして最後に一番大きな疑問。なぜ我々の政府がそんなことをしたのか。落ち着いて聞いてもらいたい。

まず、世界貿易センターを、2001年7月に購入した、ラリー・シルバースタインから。9・11事件のあと、シルバースタインは、二つのテロ行為なのだから、保険金も倍額の、72億ドル支払うよう要求した。しかし、2004年2月6日、裁判所は、22億ドルの支払いを命じたにとどまった。

次に、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ボーイングを対象としたプットオプション。サンフランシスコ・クロニクル紙によると、250万ドル以上の受け取り手が現れていない。

<テロ関連取引の調査拡がる 攻撃の被害を受けた企業のオプション買いが上昇>

そして、9月11日に起きたもうひとつのこと。世界貿易センターの瓦礫の中から見つかった、400以上のハードディスクのデータ再生を担当した、ドイツのコンピュータ会社、コンバーは、32の異なるコンピューターから、9月11日に、インサイダー取引がされていたことを裏付けるデータを回収した。コンバーの専門家、リチャード・ワグナーの言葉。

「何人かが、飛行機が激突するだいたいの時間を前もって知り、1億ドル以上の資金を引き揚げたと疑われる点がある。ビルの崩壊によって、そうした記録も消滅すると思ったんだろう。」

分析のあと、コンバーは情報をFBIに手渡した。しかしFBIは、犯人調査の義務を負っているにもかかわらず、今日まで何もしていない。

次に行こう。ウィキペディアによると、世界最大の金の保管所の一つが、世界貿易センターの地下にあった。1993年当時の金価格に換算して10億ドル。クウェート関係者の所有とのうわさがあった。世界貿易センターが崩壊したとき、この金の量は、93年の量をはるかに上回っていた。その金は、2001年の終わりにすべて回収されたという。だが本当だろうか。

2001年11月。タイムズ・オンラインは、大量の金が、世界貿易センターの瓦礫の中から発見されたと伝えている。

<崩壊したタワーから多量の金塊回収不能>

ジュリアーニ市長は、グラウンド・ゼロで、2億3,000万ドル以上の金が回収されたと発表した。しかし、コメックス・メタルは、ノバスコチア銀行、フェイス・マンハッタン銀行、ニューヨーク銀行、香港上海銀行が保有する金、9億5,000万ドル相当を保管していた。一つの会社でもこれだけだ。うわさによると、1,600億ドルの金が保管されていたということだ。では残りの金はどこへ行ったんだろう。

もう一度、瓦礫の中から発見された金を見てみよう。ロイターによると、金は貿易センター5番ビル地下の、配達車両用トンネルで見つかった、大型トラックに積まれていた。まわりには数台の車。でも遺体はなかった。当局は、作業員が金に近づかないよう、FBIとシークレットサービスと協力し、グラウンド・ゼロへの立ち入りを制限した。トンネルから離れるよう言われた作業員の一人は、下に行っていたら撃たれていただろうと言っている。重機による瓦礫処理は、100人以上の武装警官の、厳しい監視のもと実施された。

ではもう一度考えてみよう。世界貿易センター4番ビルにあった金は、5番ビル地下の無人トラックで発見され、その周りには、無人の警護の車もあった。つまり、サウスタワーから逃げようとしていたと言っていいはずだ。そこで質問。サウスタワー内部にいた消防士さえも、ビルの崩壊を予想していないときに、なぜ金の移動を開始したのか。

1,670億ドルの金。発見されたのは2億ドル。でもこれは、しょせんお金の問題だ。9.11事件以来、ブッシュ大統領はこれを口実に、やりたい放題だ。愛国者法。国土安全保障省。アフガニスタン。そしてイラク。アメリカは今、9.11を見直す時に来ている。多くの人を殺した嘘で、さらに多くの人を殺し、巨額の富を得る。怒らない人の方がおかしいくらいだ。

9.11の真相究明の試みは、公式発表に疑問を投げかけるだけでも、政府とマスコミにより排除され、あざ笑われ、攻撃されてきた。

<ポピュラー・メカニクス 「911の嘘を暴く」>

<「私はこの国に打撃を与え、変えようとしている真のテロリストから、この国を守ろうとしている愛国者なんです。911によって未亡人となり、孤児となった人々、友人、家族を失った人々と同じことを尋ねているんです。しかし911調査委員会も答えてくれませんし、ニューヨーク市民の66%が求めているこの大量殺りくに関する真の捜査も、実施されていません。」>

もう一度言おう。なぜ隠すんだろう。何を隠しているんだろう。アメリカ国民がこの問題に真剣に取り組まない限り、問題は解決しない。アメリカは乗っ取られた。アルカイダにでも、オサマ・ビンラディンにでもない。この国のためなら何でもする一握りの独裁者によってだ。じゃあどうしたらいい?どんなことでもいい、この情報を、友達、家族、赤の他人と分かち合おう。上映会、会議を開き真実を伝えるためできるだけのことをしよう。あとはあなた次第。疑問をぶつけよう。答えを求めよう。

エンディング

911関連参考ウェブサイト

推薦映画

「ルースチェンジ」映像の出典元 これらのDVDをご覧になることをお勧めする

資料提供:AKデュードニー/BBC
クリストファー・ボリン/その他多数

「クリーブランド空港の謎」 ウディ―ボックスの提供による。詳細はサイトをご覧ください

77便アニメーション ライアン・ディナン

ネイトへ とくにお礼を 彼がいなかったら、このドキュメンタリーは日の目を見なかっただろう。ありがとうね。

いろいろと僕たちを支えて助けてくれた人たちへ 君たちのおかげだ。直接お礼はできないけれど、できるだけのことはするよ。

911犠牲者のご家族の皆様へ。このドキュメンタリーは、皆様を冒とくし、あるいは利用しようというものではありません。むしろ、真実を求めることこそ犠牲者の追悼だと信じるからです。ご希望であれば、DVDを進呈いたします。敬具 ラウダー・ザン・ワーズ

LOOSE CHANGE 2ND EDITION

脚本/監督 ディラン・エイブリー

制作 コリー・ロウ

音楽 ニック・ザ・1DA、スウェイ、スモーク、スクーリィ

アメリカはそのときに来ている。そうだね?

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