LOOSE CHANGE ペンタゴンの疑問
警告
警告。この情報を所有する者は、アメリカ愛国者法第802条のもと、国内テロの容疑で身柄を拘束され、裁判抜きでグアンタナモ収容所に拘留される恐れがある。このDVDを、あなたの友人や家族や見ず知らずの友人に見せてほしい。なるべく早く、手遅れになる前に。上映会の開催、無許可のダビング、インターネット上での配布を、強く希望する。
イントロダクション
<2001年9月11日に失われた、全ての命に捧げる。>
<「飛行機を乗っ取って世界貿易センターに激突するとは、誰も予想できなかった」――国家安全保障担当大統領補佐官 コンドリーザ・ライス>
<「警告はたくさんあった」――国防長官 ドナルド・ラムズフェルド>
<「警告は一切なかった」――報道担当官 アリ・フライシャー>
<「米国政府は国民を守れなかった。私も守れなかった。」――ホワイトハウス特別補佐官 リチャード・クラーク>
2001年9月11日までの経過
1962年3月13日、統合参謀本部議長、ライマン・レムリッツァーが、マクナマラ国防長官にノースウッド作戦を提案した。これは、キューバに軍事介入する口実を作るために、グアンタナモ湾でテロ攻撃をでっちあげる計画だった。まず、キューバが地下放送局を使っているといううわさを流す。親米派のキューバ人を米軍基地内に取り込んで、テロ攻撃を偽装する。基地の正門前で暴動を起こす。基地内の武器類を爆破し、火事を起こす。基地の戦闘機や艦船の活動を妨害する。基地を迫撃砲で爆撃する。米軍の船を沈没させ、偽の葬式をする。マイアミとワシントンDCで、テロ作戦行動を自作自演する。仕上げとしてキューバの領海で、遠隔操作の飛行機を撃墜する。乗客は実際には政府機関の工作員だが、休暇中の大学生ということにする。エグリン空軍基地の飛行機を、CIAが所有する民間機とそっくりに塗装して、本物とすり替え、本物のほうは、遠隔操作できる飛行機に改造する。フロリダ南部に、本物と偽物の民間機を準備する。偽の民間機は、エグリン空軍基地に乗客たちを降ろし、機体を元に戻す。改造された本物の飛行機は、無人でフライトスケジュール通りに飛び、キューバ領空で緊急事態発生の信号を出し、遠隔操作で爆破される。この計画は、マクナマラ長官が却下し、ケネディ大統領はレムリッツァ―本部議長を更迭した。
1984年12月1日。エドワーズ空軍基地を離陸した、遠隔操作のボーイング720型機は、NASAによる燃料の研究のために不時着させられた。その飛行機の飛行時間は、合計16時間22分。離陸10回、着陸進入69回、着陸は13回だった。
1997年8月、アメリカの緊急事態管理局が作成した、テロ対応マニュアルの表紙。
1998年2月28日。レイセオン社製の無人偵察機、グローバルホークが、カリフォルニアのエドワーズ空軍基地で初飛行に成功。民間ジェット機の巡航高度を達成。
1999年、ハイジャックされた民間機が、世界貿易センターとペンタゴンに飛び込むことを想定した訓練を、NORADが開始。
2000年6月、司法省がテロ対策のマニュアルを発表、ここにも世界貿易センターが。
2000年9月、ネオコンのシンクタンク、アメリカ新世紀プロジェクト。メンバーにはチェイニー、ラムズフェルド、ジェブ・ブッシュ、ウォルフォウィッツらが加わっている。ここが発表した米国防衛再建レポートには、新しい真珠湾攻撃のような、きっかけになる大惨事が起こらなければ、変革には長期間を要するだろうと書いてある。
2000年10月24日。ペンタゴンは、マスカルと呼ばれる訓練の一環として、ボーイング757型機が突入することを想定した訓練を開始。元海軍のパイロットでペンタゴンの職員だったチャールズ・バーリンガムは、この訓練に参加したあと引退し、アメリカン航空に勤務。一年も経たないうちに、ボーイング757型機の機長としてペンタゴンに突入したとされている。
2001年4月。NORADがペンタゴンに飛行機が突っ込む想定で訓練を計画したが、非現実的すぎると、不採用になった。
2001年6月。国防総省が、ハイジャック時の武力介入に備えた新しいマニュアルを作成。即座に応じない飛行機に対し、国防総省は、直接、国防長官に許可を得なければならないとしている。アッシュクロフト司法長官は、FBIの危険レベル評価に従って、チャーター機利用に切り替える。
2001年7月4日。98年以来、アメリカが指名手配中のオサマ・ビンラディンが、ドバイのアメリカン病院に入院。CIAドバイ支局長の見舞いを受ける。
2001年7月24日。9.11事件の6週間前、世界貿易センター第7ビルの所有者、ラリー・A・シルバースタインが、世界貿易センター全域を、32億ドルで99年間リースする契約を締結。35億ドルのテロ特約保険をかけた。
2001年9月6日。ユナイテッド航空株のプットオプション出来高が、3,150枚に達した。同社の一日平均出来高の、4倍を超えている。世界貿易センターから爆弾探知犬が引き上げられ、2週間前から続けていた12時間交代制の警備を終了。
2001年9月7日。ボーイング社株のプットオプションが、27,294件成立。一日平均出来高の、5倍以上。
2001年9月10日。アメリカン航空株のプットオプションが、4,516件成立。一日平均出来高の、ほぼ11倍。
ニューズウィークの報道によると、多数のペンタゴン幹部が、翌日のフライトをキャンセルした。
サンフランシスコ市長、ウィリー・ブラウンが、翌朝の飛行機に乗るなと警告の電話を受ける。電話の主は、国家安全保障補佐官、コンドリーザ・ライスだった。
パキスタンの陸軍病院では、オサマ・ビンラディンを、VIPとしての護衛つきの特別待遇で看病するために、泌尿器科医が全員、特別チームと交代した。
2001年、9月11日。バージニア州シャンテリにある国家警察局は、企業の小型ジェットが、警察局に衝突した場合の訓練の準備をしていた。NORADでは、多数の軍事訓練が進行中。まず、厳重警戒訓練。これは、北米防空司令部の全国の基地が、危機に陥ることを想定した訓練と説明されている。二つ目は、北方警戒訓練。これは、カナダとアラスカにジェット戦闘機を飛ばし、ロシアの仮想艦隊を撃退する訓練。ワシントンDCのアンドリュー空軍基地は、ペンタゴンから25キロメートルほどの距離。そこから約300キロメートル離れたノースカロライナまで、F-16戦闘機3機を、訓練のために派遣。その結果、アメリカ全土を守る役目は、ジェット戦闘機14機に任された。
ボストンセンターTMU「こちらはボストンセンターTMU。問題が発生。ハイジャックされた飛行機が1機、ニューヨークに向かっている。F-16などを何機かスクランブル発進してほしい。」
NORAD司令部「本物ですか。訓練ですか。」
ボストンセンターTMU「訓練ではない。」
NORAD司令部「スクランブルするんですか?10分以内に誰かが決定しないと。」
あなたはどう考えるか
(註:電話で誰かにインタビューしている)
――まず伺いたいのですが、あの9月の事件についての、アメリカの報道を、どう感じていますか。
「そうだな。思いつくのは嘆かわしいという啓蒙だ。」(註:この質問への回答者は、映画の中に紹介がない。発言内容から、ホワイトハウス関係者の可能性がある。)
<(註:テレビ映像)これが生中継のショッキングな映像です。未確認情報ですが、今朝、世界貿易センターの一方のタワーに…。>
「アメリカのジャーナリズム全体が怯えている。みんなが国旗だの愛国心だのを振りかざしてばか騒ぎするからだ。もし大統領を批判したら、非国民だ、テロリストだと言われてしまう。」
――つまり、異なる意見に対して、聞く耳を持たないということですね?
「いや、聞く耳は十分ある。その危険を冒す人間がいないだけだ。」
<(註:テレビ映像)「飛行機だと確認が取れたかどうかはわかりません。ミサイルだと思った人たちもいます。青いロゴがあったのは確かです。飛行機のフロント部分に丸いマークが。普通の旅客機には全然見えませんでした。側面には窓が一つも見えなかった。」「マーク、それが事実なら、貨物機かもしれない。側面に窓が見えなかったんですね?」「窓が全然見えなかった。空港で見る普通の飛行機とは違います。フロント部分に青いロゴがついていた。」>
「一種の群集心理だな。ネズミのような。一緒に流されていかないと、反米主義者、つまりは、容疑者になってしまう。」
<世界貿易センターに近づけるのはこれが限度です。ここには消防士や警官やFBIが集まっていて、タワーが2棟見えます。巨大な爆発がありました。残骸が滝のように降ってきました。逃げます!>
「こういうことが起こると、得をするのは誰かって考えるだろう。動機があって実行可能なのは誰か。そういう肝心なところを見たほうがいい。あの日本当は何があったのか私だって真相はわからない。答えを探している。誰に動機があって、実行のチャンスがあって、装備があって、強い意志があったか。私はホワイトハウスの内部をじっくりと見てきた。いろんな軍事作戦を実行する人たちのことが、かなりわかってきた。表向きの報道や事件の外見は、真相とは全く違うことがわかる。連中はもっとひどいことでも進んでやるんじゃないかな。」
――私には極論に思えますが、この事件はブッシュ政権に有利に働くと言いたいんですか?
「ああ、もちろんだよ。間違いない。」
ペンタゴンの疑問
第一の疑問 ボーイング757型機の性能とパイロットの疑問
2001年10月12日、パレードマガジンのインタビューで、国防長官、ドナルド・ラムズフェルドはこう言いました。
「つまり、カッターナイフと、多数の市民が乗った、アメリカン航空の飛行機と、そしてミサイルとで、このペンタゴンを壊し、同じように世界貿易センターを壊したわけだ。」
9時38分、バージニア州アーリントン。ハニ・ハンジュールは、時速853キロメートルで、330度の急旋回をしたとされている。アメリカン航空77便は、高度2,000メートルから急降下して、2分30秒でペンタゴンの1階に突入したことになる。アメリカ空軍と民間航空会社のパイロットで、911に使われた4機のうちの2機を操縦したことがあるラス・ウッディバーグはこう語った。77便がそんな高速で飛ぶことは不可能。失速する。77便は、突入直前に、高速道路395号線を横切り、街灯をなぎ倒した。街灯は地面から離れて芝生に転がった。
まず最初に、ハニ・ハンジュールを紹介しよう。ハンジュールは、9.11の一か月前、メリーランド州ボーイにある、フリーウェイ空港に現れ、小型の単発セスナを借りようとしたが、8月第2週のテストで、制御と着陸に落第した。
「私はフリーウェイ空港の主任飛行教官、マーセル・バーナードです。ハンジュールは空港にやってきて、飛行機を借りたいので手続きをしてほしいと言いました。操縦免許はすでに取っていて、飛行訓練に来たわけではなかった。名前は忘れたが、アリゾナの訓練校で取ったという。自家用と事業用と、軽機飛行の証明書を持っていました。この空港には時々、パイロットも来るんです。操縦訓練を受けるためではなく、飛行機を借りる目的で。」
――ハニ・ハンジュールもそうだったわけですね。
「ええ。飛行機の貸し出しを頼みに来たんです。うちでは保険の関係上、教官が同乗して飛び、貸出条件を満たせるかチェックすることになっているので、ハンジュールもその飛行試験を受けました。とても静かな男で、操縦技能は平均点…というか、平均以下。英語も下手くそ。そんな感じが、みんなの一致した印象です。そのときは、ごく穏やかな男に見えました。」
77便の航行を探知していたダレス国際空港の航空管制官たちはみな、軍用機だと思った。
第二の疑問 街灯の破損の不自然さ
第二の疑問は街灯だ。2004年11月22日、自家用ジェットが父ブッシュをヒューストンへ迎えに行く途中、ホビー空港から1分のところで、一本の街灯に接触して墜落した。ぶつかった衝撃で片翼が千切れ、残骸が100メートル四方に散乱した。しかし77便は、5本の街灯を根こそぎなぎ倒し、翼は両方とも無事だった。街灯にも傷がない。地面からただ引き抜いただけのように見える。
第三の疑問 スリップ痕がないこと
第三の疑問。事故当日の写真を見ればわかる。ペンタゴンに飛び込んだ物体は、芝生をかすりもしていない。もし77便が、強行着陸でスリップしながら突っ込んだら、こんな感じになっただろう。ところがこの現場には、芝生にまったく傷がない。
第四の疑問 757型機の残骸の行方
第四の疑問。77便の痕跡が何一つないのはなぜ。
(註:ライブ映像でのキャスター)「…そう、そんなふうに見えたかもしれませんが、私が間近に観察したところでは、ペンタゴンに飛行機が突っ込んだ証拠は、周辺には全く見当たりません。見えるのは、ペンタゴンの壊れた部分だけ。さっきも言ったように、見える残骸はどれも、手で拾える程度の小さなものばかりです。尾翼や主翼や、胴といった大きな部分がどこにもない。つまり、飛行機全体がペンタゴンに飛び込んだということなのでしょう。」
公式発表では、ジェット燃料の燃える高熱で、飛行機全体が蒸発したとされている。確かに、これらの写真を見ると、ボーイング757型機の痕跡は一つもない。しかし、ジャンボジェットを灰にするほど高温だったのに、ペンタゴンで見つかった犠牲者、189人中、184人もの身元確認がどうやってできたのか。身元確認を担当した、国防軍DNA鑑定研究所は、シャンクスビルの犠牲者の身元確認も担当した。この件についてはまたあとで。
そこで、ボーイング社に、ボーイング757型機の構造について問い合わせた。しかし回答は、9.11事件のため、機体の構造に関するいかなる情報提供も拒否するとのことだった。
757型機は、スチールとチタン合金でできた、プラット&ホイットニー社製のエンジンを2台搭載している。それぞれ直径2.7メートル。長さ3.7メートル。重さ6トン。チタンは、摂氏1,688度で溶け始める。ジェット燃料の灯油は炭化水素で、40分間燃焼したあと、摂氏1,120度で一定温度になる。ただし、燃料供給が継続された場合である。燃料は、衝突直後に燃焼して無くなったはずである。だから、12トンのスチールとチタニウム合金が、灯油によって蒸発したということは、化学的にあり得ない。これと同じように、ペンタゴンの二つのエンジンも、ほぼ原形を保った状態で発見されるはずだったが、代わりに、直径約90センチのターボジェットエンジン一つが、建物内で発見された。
この写真が、アメリカンフリープレスから発表されたのち、数人の読者が、そのタービンは、757型機の尾部に設置された、補助電源装置の部品だと指摘してきた。新聞記者のボリンは、757型機の補助電源装置の製造元である、ハネウェル社に連絡を取った。匿名を条件にある専門家は、あれは絶対にAPUのホイールではないと答えた。ボリンは次に、757型機のエンジンを製造する、プラット&ホイットニー社とロールス・ロイス社に連絡を取った。プラット&ホイットニー社はロールス・ロイス社に聞くようにとの指示を出した。そして広報担当のジョン・ブラウンは、私が知る限りそれはロールス・ロイス社のエンジンではないと述べた。
アトモス・ナノテクノロジー社と、アイネット・セキュリティシステム社の最高経営者であるカール・シュワルツは、その破片は、米空軍所属の、A-3スカイウォーリアーの、JT-82ターボジェットエンジンだと主張している。
アメリカ連邦緊急事態管理局の写真の部品は、前方シャフト軸受け部の覆いである。ジェットエンジンにはバランスを取るために、中央にシャフトがあり、その前後に軸受け部がある。写真は前方シールで、回転軸はファン羽根が無くなっている。この羽根はペンタゴンにあったように、衝突の際、簡単に取れてしまう。
アメリカ空軍の現役のA-3はわずかで、それらはカリフォルニアのヒューズ航空機社にある。その会社は、レイセオンという名でよく知られている。この破片が、757型機のものではないとしたら、どこから来たのか。そして、77便のエンジンは、どこにあるのか。
残骸から発見された二つ目のものは、胴体の一部と伝えられている。疑い深い人はこれが、ペンタゴンに77便が激突した証拠であると主張している。しかし、ほかのアメリカン航空の破片かもしれない。それに、時速850キロの衝撃と火柱で、焼け焦げたり損傷していないのはなぜだろう。
発見された三つ目の残骸は、拡散器である。757型機の拡散器を検証してみよう。開口部のまわりの三角形のカバーが見えるだろうか。これらは、ペンタゴンでは全く見つかっていない。残骸として残っていたとしたら、簡単に持ち運びできる重さである。ペンタゴンの職員が青いシートで包まれた大きな箱を運び出すのを目撃されている。何だろう。もし仮に、77便が激突した瞬間に蒸発したとしたら、それは航空史上初めてのことだ。
たとえば2005年5月15日、ギリシャ、アテネ行きのヘリオス航空522便。ボーイング737型機が、フルスピードで丘の中腹に墜落。乗客全員死亡。火災。尾翼。翼部。エンジン。コックピット。死体。この意味が分かるだろうか。
第五の疑問 衝突痕の不一致
第五に、ペンタゴンが受けた損傷と、ボーイング757型機が全く合わないのはなぜだろう。これらの写真は、外壁の屋根が崩壊する前に撮影されたものだ。外壁に見られる損傷は、直径5メートルに満たない穴のみである。ボーイング757型機は長さ47メートル。高さ13メートル。翼の幅は38メートルあり、重さは約100トンある。
それがこの穴に入り、外側に残骸を全く残さずに消えたと、信じろというのだろうか。翼や垂直安定尾翼やエンジンが、壁に叩きつけられたはずなのに、どこにその傷跡があるのか。エンジンの重さを覚えているだろう。もし6トンのスチールとチタン合金が、時速850キロでペンタゴンに突っ込んだとしたら、それらは、建物の中で見つかるはずである。そして二つの紛れもない跡を残しただろう。しかし、エンジンが衝突したらしき跡は全く見られない。なぜ穴の横にある窓にまったく損傷がないのか。なぜ、穴の目の前にある巻きケーブルは全く無傷なのか。
ペンタゴンの中では、直径5メートルの別の穴が見つかった。外壁から3番目のシーリングと呼ばれる壁の内側である。もしこの穴を、77便が開けたのなら、厚さ2.7メートルの鉄筋コンクリートを貫通したことになる。民間航空機の機首は通常、軽量のカーボンでできている。事故を起こしたとき、機首部分は普通こうなる。もし機首がこの穴を開けたとして、機体のほかの残骸はどこにあるのか。
では、ペンタゴンの外壁に、5メートルの穴を開け、厚さ2.7メートルの鉄筋コンクリートを打ち砕き、また5メートルの穴を開けることが出来るものとは――巡航ミサイル。トマホーク巡航ミサイルの攻撃を受けた、ベオグラードの、ミロソビッチ元ユーゴ大統領の家。何か似ていないか。
第六の疑問 謎の飛行機
第六に目撃者。100トンある巨大な民間航空機を見た人がいる。ある人は8人から20人乗りのコミューター機を見た。
「私は20人乗りくらいのロゴの無い社用ジェット機を見ました。」
さらに別の人は、米軍ヘリコプターを見たという。
(註:テレビ中継のレポーター)<その時“ヘリコプターが建物の上空を旋回しているのを見た”そうです。米軍のヘリコプターのようで、ヘリポートがある建物の後ろに消えて行き、火の玉が上空に上がるのを見たと。>
では誰が真実を語っているのか検証してみよう。エイプリル・ギャロップはそのとき、ペンタゴンの西側の部屋で仕事をしていた。彼はジム・マーズの著書、インサイド・ジョブでこう言っている。“入院中に何度か背広姿の男たちがやって来た。彼らは身分を明らかにしなかった。何を言えと指示はしない、ほのめかすだけ。たとえば補償金を貰って黙った方がいいとか。彼らはまた、ペンタゴンに突っ込んだのは飛行機だと言い張った。それを何度も繰り返した。でも私は現場にいたし飛行機は見ていない。機体の残骸もだ。飛行機というのは国民を洗脳するためだと思う。”
ペンタゴンに突入したのがボーイング757ではないとしたら一体なんだったのだろう。
<「私は突き飛ばされて椅子の上に倒れた。強烈な爆風だった。衝撃波を感じた。地響きはなく、直接殴られたような感じだった。」――米空軍中佐 マーク・アブシャー(ワシントンポスト)>
ペンタゴンにいた人たちは、屋内でも屋外でも、衝撃波で地面に投げ出されたと証言している。
<「その瞬間、猛烈な爆発が起こり、部屋が揺れた。マーフィー氏は、反対側の壁に叩きつけられ、(同僚が1人)吹き飛ばされて室内に転がり込んできた。」――ペンタゴンEリング4階にいたピーター・M・マーフィー>
2.5キロメートル離れた、シェラトンホテルでさえ、爆風で揺れた。ペンタゴンにいた多くの軍人が、コルダイトの匂いがしたと明言した。
<「外に出る前からコルダイトの匂いがしたで、爆弾が仕掛けられていたことがわかった。」――ドン・パーカル(MSNBC)>
コルダイトの匂いは、ジェット燃料とはかなり違う。コルダイトは、ニトログアニジン、ニトロセルロースなどを主成分とする火薬で、弾薬に使用される。燃焼温度が低く、煙はほとんど、閃光は一切出ないが、強力な爆風波を発生する。
<「銀色がかった閃光が光り、爆発が起こり黒いきのこ雲がビルの上にたちのぼった。」――国家安全保障担当分析官ジェームズ・S・ロビンズ>
目撃者たちは、銀色がかった鮮やかな閃光を見たという。ツインタワーに突入した飛行機のように、ジェット燃料ではせいぜい明るい黄色である。見てください。くすぶる巨大な火の玉。銀色の閃光も衝撃波もない。ペンタゴンでは、明るい銀色の閃光が、周辺の建物を揺らした。いずれにしても、激突したあと、上空にいた別の飛行機2機が関与している可能性がある。
<「…4発プロペラ機で…C-130に似たのがペンタゴンに向かって急降下を始めた。」――スコット・クック>
一機は、C-130だと証言が一致している。
<「その後、C-130貨物機のような飛行機が方向転換し、ペンタゴンから飛び去った。」――ジョン・オキーフ>
2機目は、標識のない白い飛行機で、ワシントンDC上空を飛んでいた。
(註:生中継)「ハロー。こちらは今、ホワイトハウス向かいのラファイアットパークに立っています。ホワイトハウスの建物から200メートルほどの距離です。10分ほど前に白いジェット機が上空を旋回しました。今はホワイトハウス上空を飛ぶ飛行機はなく、この空域での飛行は禁止されています。さっきの飛行機には不審な点は見当たりませんでしたが、シークレットサービスは非常に心配して、上空のジェットを指差していました。今は、機影は視界から消えています。」
9時25分、連邦航空局のジェーン・ガーリー局長が、全米に飛行禁止令を発令。離陸を禁止し、飛行中の飛行機全てに着陸を求めた。1903年以来、実施されなかったこの禁止令が、民間、軍用、警察の別を問わず、あらゆる種類の飛行機に適用された。そのとき一部の軍用機だけが飛行を許されていたが、連邦航空局の説明はない。なぜこの2機だけが飛んでいたのだろう。
最後に、ペンタゴンで第二の爆発があったという証言が続出したのはなぜだろう。
(註:ライブ中継)<…国会議事堂の前にいたところ、議事堂から非難することになって、最高裁のほうへ後退するとき、鈍い衝撃音が聞こえました。>
(註:ライブ中継)<ペンタゴンで2度目の爆発があったという情報がありますが…>
この火の玉は、何から発生したのだろう。
第七の疑問 押収された記録テープと白線・改修の偶然
7番目の疑問。ガソリンスタンドとシェラトンホテルと、運輸省バージニア支局の監視カメラには、衝突の全容が記録された。ところが、FBIが数分のうちにテープを押収しただけでなく、店員たちに目撃したことを話し合わないよう警告した。
77便がペンタゴンに突入したことを証明したければ、政府は記録されたテープを発表すれば済むことだ。それなのに政府が発表したことは、ヘリポート越しに撮影されたテープの5コマだけ。そこにはボーイング757は写っていない。
最後に、9.11の4日前に撮影された衛星写真。前の芝生に白い線が引いてあったのはなぜ。4日後にペンタゴンに突入したほぼ同じライン。飛行機が突入したのは、まさにこのような攻撃に耐えられるように改修された唯一の部分だ。これは単なる偶然なのだろうか。そして、ドナルド・ラムズフェルドは、ペンタゴンの反対側の彼のオフィスにいて無事だった。隠すことがないならなぜ政府は、質問に答えることや、ビデオの公開を恐れているのだろう。
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